SANRIKU・IWATE
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ごあいさつ
Message from us

三陸漁業の可能性を賭けて
鮮度にこだわり、産地直送を行って来た三陸とれたて市場は、震災後、多くの課題に直面しました。
それは、被災したインフラの復旧だけに留まらず、そもそも震災前より取り組んできた産地直送モデルは、果たしてお客様の役に立てていたのかという、起点にまで遡りました。
生産者とお客様の、両者の幸せを実現する事こそを、自らの仕事としていきたい。
三陸の幸をもっと便利に、更に高品質に。 漁業者と連携した品質づくりが、三陸でスタートしました。
生産者と共に
もういちど
海から品質を鍛えなおす
こんにちは、三陸とれたて市場です。
あの、3月11日、海は想像を超える暴れ方をして、小さな漁村集落を
あっという間に海の藻屑に変えてしまいました。
壊れた街を前に、出来たことは唯一、未来理想を語ることだけでした。
こんなんじゃ駄目だと思いながらも、惰性や慣習で、何となく動いてきた過去の漁業と決別するため、被災前から共に歩んできた生産者と一緒に、僕たちは日本中の漁村・文化を冒険する旅に出ました。
三陸は凄かった。そして、世界もまた、すごかった。
出会いや交流、学びを経て、自らに足りないものを見つめ、自らが得意とする事を、改めて考える事が出来た、貴重な6年間。
獲れ過ぎる浜であるからがゆえに、素材を粗末に扱っていた。
消費者をおいてけぼりにしたままの水揚げが続き、産地との距離がどんどん離れていってしまった。
そんな複雑に絡み合う問題を解決するために僕たちは、生産者と共に、もういちど、海から品質を鍛えなおす取り組みを始めました。
見慣れた素材が、驚く品質へと成長を遂げる姿を楽しみに。
三陸とれたて市場は、三陸漁業生産組合、地元漁業者と連携して、商品造りを海の中から始めています。
海の中から、品質創りが始まります

漁業者連携
三陸海岸を海賊の様に走り回る、熱い漁業者集団「三陸漁業生産組合」、地元漁業者と一緒に、海の中から品質作りを共に進めています。
漁獲方法の改善、水揚げから搬送に至る温度品質管理の最適化等、素材が本質的に持つ可能性を最大限、産業に生かせるよう、新たな取り組みを加速しています。

細心の手当て
水揚げ時の興奮を静め、魚の体力を完全に回復させるための活け越し処置を施した後、活魚は脱血、神経〆工程へと進んでいきます。
穏やかな環境の中で手当てを受けた魚介は、その後、迅速な下処理が行われ、鮮魚出荷やCAS凍結へと振り分けられ、お客様のお手元まで届けられていきます。

CAS技術
世界三大漁場・いわて三陸海岸に臨海加工処理施設を整備
最新の凍結技術CAS(Cells Alive System)を導入し、高品質魚介を原料に、多様な商品造りを行っています。